2025年度 第3回実習が6月10日、あだたら食農schoolfarm保全農法圃場で開催されました。参加者はスタッフを含め約15名。
2025年度 第4回実習が7月5日、あだたら食農schoolfarm保全農法圃場で開催されました。参加者は山形県高畠町からの見学者5名とスタッフを含め約20名。

(山形県高畠町の皆さん)
◆自然農と草との共生について(不耕起区担当のMOA指導員 大下穣)
いわゆる「自然農」とは草との共生をどう解釈するかです。草ボウボウ中に作物を育てて、もしそれが大きくなればそれは正解だと思います。しかし草の中にトマトが申し訳無さそうに生えていたら、それはトマトに申し訳ないと思います。
草とをうまく共生するという事は、やはりあくまでも作物が元気に育つ中、草がほど良くあり、それが例えば天敵の住処だったり、そういう有益的な働きをうまく促せるような環境というのが、草と共生するということかなと思います。
(去年のダイコンの時の様に)草をボウボウに生やしてしていたのが、結果的に緑肥のような働きをしてくれるとか。
やはり作物を元気に育てるというのが農業なので、「草と共生している」と言いながら「どちらが草なのかよくわからない状態」で、喜んででいたとしたら困るなと思います。
それから肥料についてですが、全てゼロにしなくても良いと思います。「必要の無い肥料はやらない」という、そういうことを皆でやれば、もうちょっと環境にやさしい社会が自然にできるのではと思っています。


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(いただいたカーボンヌードル「玄米めん」)