20251213 本校活動の経緯と今後の方針 事務局 根本敬

◆本校活動の現在に至る経緯について

現在、基幹的農業従事者の減少率が25%で、10万人を切っています。5年間で25%減少だとすれば、4年後には日本から農民がいなくなる計算です。

次の担い手をどう作るか。農家の子弟ではなく、農外から農業にチャレンジしたい、趣味的に農業や土に触れてみたいという人たちを集めて、5年前に本校を設立しました。

その設立の際、テーマを決めようという事になりました。まず大きなトレンドである「この地球環境の持続性が可能となる農業」と、「オーガニック、化学肥料や農薬をなるべく使わない農業」をテーマにしようと考えました。

それからもうひとつのトレンドが「不耕起」という考え方。これは設立時に「不耕起区と耕起区を比較してやりましょう」と提案し、本校活動に参加することになった福島大学食農学類の金子先生の指導のもと行われたものです。

その後、金子先生が退任され、本校を離れることになりました。その時、読んでいた自然の稲作りという本でMOAのいろいろな活動を知り、MOAの農業への考え方や取り組みを教えていただきたいとして、大下さんに講師をお願いしました。

また安斉靖彦さんは「慣行農法だけど、ちゃんとの農作物を作っている」「観察と記録に関しては学ぶところが多い」ということで講師をお願いしています。

◆耕起と不耕起を分けることの難しさ

(不耕起区の様子)

耕起と不耕起を分けるという形も難しい。これは大下さんの考え方がとても柔軟で、「半不耕起」としてその土地に合った形とか、本校の基本的な考えに「どうしたらそれにマッチするか」と試行錯誤していただきました。

今後は「耕起と不耕起」だけにこだわるのではなく、様々なやり方があって良いと思います。来年はBLOF理論という農法を一部入れてみようと考えており、先程も菌ちゃん農法などの話もありましたが、耕起区の一部を使い、大下さんの了解を得た上でいろいろと試していきたいと思います。

   *   *   *

2025年度第9回実習
2025年度のふりかえり 不耕起区担当 MOA大下穣
実績と反省などの報告 圃場管理者 近藤匠
報告に対する講評 耕起区担当 安斉靖彦
本校活動の経緯と今後の方針 事務局 根本敬