2025年度当初のオリエンテーションでは圃場に穴を掘り、土の断面を観察しました。
この様な環境下で「不耕起栽培を無肥料で行う場合、どうやれば良いのか」が一番のテーマでしたが、「(圃場の土に)腐食がある程度蓄積され、団粒構造ができていれば、根がしっかり伸びて作物がちゃんと育つのでは」と考えています。 植物の生理・生態を理解しながら「この様な環境で根がしっかりと伸びているのなら、耕す必要も無駄な肥料もいらない」と引き算的な考えができると思います。「これくらいで作物はできるかな」というのが大きな意味で「環境に優しい農業」につながるのではないか。

(不耕起区のダイコン)
しかし、その前提としての「不耕起・無肥料」ですが、それが「誰にとって良いのか」。この土地で作物を栽培するにあたり、もし「今のこの状況で無肥料では全く育たない」ということが確認できた場合は、「やはり堆肥なりボカシ肥料なりが無ければ」という状況もあるかもしれません。
「たまたまうまくいった」ではやはり生産としてはあり得ませんので、来年はより安定して作れるように土壌管理も加味しつつ、いろいろ試しながら「こうやればこうなる」というものを技術として構築していきたいと思います。
そういった事などを含めて来年度は根本さんとも相談しながら、柔軟にやっていければと考えています。

(ハクサイとネギ)
* * *
2025年度第9回実習
2025年度のふりかえり 不耕起区担当 MOA大下穣
実績と反省などの報告 圃場管理者 近藤匠
報告に対する講評 耕起区担当 安斉靖彦
本校活動の経緯と今後の方針 事務局 根本敬
