2025年度 第3回実習が6月10日、あだたら食農schoolfarm保全農法圃場で開催されました。参加者はスタッフを含め約15名。
本日の不耕起圃場での作業は、余蒔(よまき)キュウリ、五角オクラ、トウモロコシ播種、ネギの定植および初期除草として圃場の管理を、耕起区での作業はトウモロコシの播種を行いました。
余蒔キュウリは会津地方の希少な伝統野菜で、五角オクラは圃場管理者の近藤匠さんが自家採種したものとの事です。
事務局の根本敬さんは、「暑くなるので作業中でも無理をせず、自己管理をきっちりとするようにしてください」と話しました。
実習後のふりかえりの中「栽培方法によって年ごとに草の出方が変わってくる。苗を定植すべきか、あるいは種を直蒔きすべきか。その時々で何が一番良い方法なのか、というのがこの農業の醍醐味である」とする不耕起区担当のMOA指導員 大下穣さんは「作物が生育するのに必要な温度、水分、土の中の空気(酸素条件)といった基本条件がしっかり整っていれば作物は育つ、ということを今回の実習の中で確認できれば良いと思います」と語りました。
実習後、参加者全員で不耕起区の道路側にある梅の収穫を楽しみました。次回の実習日は7月4日を予定しています。

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